登山初心者の山の選び方。ソロの場合はどう選ぶか。【無雪期】

ソロ登山

こんにちは。
日本って山が多いですよね。そんな中から初心者向けの山と言われても…
『どの山選べばいいかわかんない。』
『一人でも登れそう?』
という方は多いのではないでしょうか。

そんな初心者でソロ登山者の方へ山の選び方を僕なりにお伝えしたいと思います。

有名な山や土日祝を選ぶ

そこそこマイナーな山へ平日に一人で行くと、ピストン行程(登りと下りが同じ道)で誰とも会わないなんてことがあります。つまり登ってるのは自分のみという事。さすがに初心者でそれは危ないですね。

そこで有名で登山者が多い山や、世間的に休みである土日祝を選ぶと他の登山者がそこそこいる為、なにかあっても助けてもらえるかもしれませんし、道迷いも減ると思います。

静かな山で絶景を独り占めしたい!という気持ちはよーーーーーく分かりますが、最初のうちは自分のレベルを上げる為と思って人の多い山へ行くのが良いでしょう。

ひらちん
ひらちん

誰とも会わないってのはそれはそれでさみしいのです。

コースタイムで4時間未満

登って下りて4時間未満。
登りで2時間、下りで1時間ちょっと
ぐらいが丁度いいんじゃないかなと思います。

というのも、登山は≪登りは体力、下りは技術≫と言われます。
下山の時は道の状況を見て足を置く場所を考えたり、登ってくる登山者のために気を使って道を譲ったりなど、結構集中力が必要になってきます。これを登りで減った体力の中やらないとならないわけです。

最初のうちはそこそこ疲れます。ある程度の経験を積んで慣れれば余裕もできますので、最初のうちはあまり長いコースを行かないほうがいいと思います。

なお標高差で選ぶ方もいると思いますが、標高差が高いとコースタイムも長くなってきますので、最初のうちはあまり考えなくてもいいと思います。

ひらちん
ひらちん

登山をしていると、だんだん下山の方が大変になってきます。

難所の少ない山を選ぶ

まぁ正直な話、危険な難所を越えるというのは登山の醍醐味の一つだと思います。
越えたときの達成感は気持ちいいですし、ドヤァァ…ってできますしねw

ですがまずは最初ですので、難所の無い場所へ行け!とは言いませんが、なるべく難所が少ないところを選ぶのがいいと思います。迂回路があるとなお良し。

難所のレベルも確認しておきましょう。いきなり崖のような鎖場へ行くのは危険です。最初はちょっとした鎖やロープがあるところにしておくのがいいと思いますよ。
三点支持はしっかり覚えていってくださいね

ひらちん
ひらちん

いきなり剱や槍は無理だゾ

山選びで約に立つもの

山のガイドブック

地元の山のガイドブックから選ぶのが手っ取り早いです。
有名な山からマイナーな山まで載ってるのが地元の山のガイドブックの魅力です。
体力や技術(難易度)、初級者向けかどうかなどが載ってますので、参考になると思います。

各都道府県で出している山のグレーディング表

都道府県によっては山のグレーディング表を制作してあります。体力と危険度が基準に沿ってランク分けされているため、自分のレベルに合った山を選ぶことができます
[〇〇県 山 グレーディング]などでググれば出てきますので、ぜひ参考にしてみてください。
気になる山があったら、さらにその山をググればたくさん情報が探せると思います。

ヤマケイのヤマタイムを使う

ヤマケイオンラインさんの登山地図&計画マネージャ ヤマタイム と言うものがあります。
[ヤマタイム]でググればすぐ出てきます。
山域を指定して、コースタイム計画を立てる と言うのをクリックすると、行きたい山の登山口から山頂までをクリックするだけでコースタイムを計算してくれるサイトになります。
とても便利ですので是非使ってみてください。

ひらちん
ひらちん

ポチポチと計画立てるだけでも楽しい

まとめ

まだ初心者なわけですから、行ける山が限られているのは仕方ないです。
ですがだんだんと行ける場所を増やしていきステップアップしていくのはすごく楽しいです。
そしてまだ見ぬ絶景をぜひ堪能していただきたいと思います。

ちなみに、僕が言った山で初心者向けだな~と思ったオススメの山は、、、
高尾山 …まぁ言わずもがなですね。
車山(霧ヶ峰)…山頂は360度の絶景。富士山も見える。
金時山 …富士山が大迫力。なめこ汁もうまい。
大菩薩嶺 …お手軽稜線歩き。
竜ヶ岳(山梨県)…富士山が大迫力。周りの景色も良い。
木曽駒ヶ岳 …ロープウェイでお手軽3000m級。千畳敷カールも美しい。
といった感じですかね。どの山も4時間未満で行けますよ。
また行って、写真とかとってきて載せたいと思います。いつになるかわかりませんが…