【登山】山梨県の三つ峠山行記録。終始曇りで展望は無し!

ソロ登山

近頃雨ばかりでなかなか山に登れず。
いざ晴れても仕事の日。。。チクショーメ!

それでも天気予報でなんとか晴れそうな一日を見つけて山梨県の三つ峠へ行ってきました。
結局一日曇りまくっててダメでしたけどね。チクショーメ!!

初級者向け
体力 …★★☆☆☆ 往復6時間ほど
危険度…★☆☆☆☆ 緊張を強いる場所はほぼ無い

三つ峠とは

富士山の北側、河口湖の北東にある山で峠ではありません。三つ峠山とも呼ばれます。開運山、御巣鷹山、木無山の3つの山の総称ではありますが、一番標高の高い開運山を三つ峠と指すこともあります。

標高はそれぞれ、
・開運山  1,785m
・御巣鷹山 1,775m
・木無山  1,732m

となっており、2、000mには届かないものの、富士山の展望が良いことで有名です。他にも御坂山地や南アルプスも見えるらしいですよ!そう、晴れていればね!

都心からも比較的近くにあって、登りやすくて展望も良いという事で人気の山です。
近年?(8年前)ではアニメ「ヤマノススメ」でも登られていて聖地巡礼に行く人もいますね。僕がそうなんですがね。

山行計画

・日時:4月20日、6時登山開始
・移動:自家用車
・コースタイム:6時間ほど
・人数:ソロ

Z6を持っての初登山。写真を撮ることが多くなると予想されるため、時間に余裕をもって行動する。

登山ルート

登山口から往復する

三つ峠駅方面から登るいわゆる表登山道を登山口近くの駐車場を利用してピストン山行します。ヤマノススメでも使われたコースですね。

アクセス

登山口まで自家用車で。「西桂口」という達磨石ちかくの駐車場は車が3~4台ほどしか駐車できないので注意してください。もし止められない場合は、もっと手前にある「憩いの森公園」や「三つ峠さくら公園」などに駐車する必要があります。

トイレも注意が必要で、「西桂口」にトイレはありません。登る前に済ませる場合は「憩いの森公園」か「三つ峠さくら公園」で済ませる必要があります。※なお、ヤマノススメ巡礼の場合は「三つ峠さくら公園」に例のトイレがあります。

山行記録

この日は天気があまりよろしくなく、良い展望は得られませんでした。

05:30【スタート】西桂口駐車場 ~ 馬返し

登山開始です。冬なら真っ暗な時間帯でも、さすがに4月ともなればそれなりに明るいです。山はゴミ箱ではありませ~んってなんで語尾伸ばしたんでしょうねw
ちなみにこの時点ではしとしとと雨が降ってました。

登り始めてすぐに細めの木の橋を渡って、2分も歩くと達磨石です。梵字でアークと書いてあるとか。

静かな霧の中をえっちらおっちら進みます。風はほとんどありませんが、気温はそれなりに低い為少し肌寒い。

登山道にはいたるところにベンチがありますので、定期的に一休みできます。人気の山はこういう配慮がありますね。

股のぞき

股のぞきまで来ました。股の間から富士山は見えません。晴れてればみえるんじゃない?(他人事)

馬返し到着です。まだしばらくジグザグ状の急坂が続くらしいですよ。

06:30 馬返し ~ 屏風岩

馬返しには4つベンチがあるので一休みするにはちょうどいいです。登り始めて丁度1時間の場所でもあったので、休憩には最適ですね。そして山道は危険なのです。

馬返しを過ぎたあたりから、岩でゴツゴツの道や少し崩れた階段なんかが出てきます。坂も急になってますので、少し注意して進みます。

ここへきて青空が見えた!晴れるかもしれない!と、ウッキウキで登ります。
もちろん晴れませんが。

いろいろと看板が立てられていて、見所っぽくなっていますが、、、よくある石にしか見えないです。

馬返しから45分ほどで八十八大師に到着です。2時間弱歩きましたのでここで休憩。皆様に見守られてザックを下ろして一休みです。
大師の皆様はよく見るとちょっとカワイイ。中にはお顔がかけてしまっていたりするのもあって軽くホラーです。
ここを過ぎて少し上ると小屋の直下までトラバースになりますので、平坦な道が続きます。

ヤマノススメであおいが崖崖言っててビビってた場所ですが、、、なんてことはありません。今ではロープも張ってありますし、普通に歩けます。

屏風岩まで来ました。クライマーの聖地のひとつらしいですね。僕はクライミングはやらないので、登っている人を見るといつもスゲーなぁと思っております。
実際登らなくても、ここの壁は見ごたえがあると思いますよ。

07:45 屏風岩 ~ 三つ峠山頂(開運山)

さすがにクライマーの聖地なだけあっていたるところにアンカーがあります。こういうのって毎回打つんですかね?

しばらく進むと三つ峠山荘と四季楽園との分岐になります。まずは三つ峠山を目指しますので四季楽園方面へ。一気に登るので結構な急坂になります。

四季楽園に到着。営業はしてるっぽい。ここまで来ると自販機の値段も結構な価格になっていて、ペットボトルも缶も300円!って結構テキトーだな?
尚、ベンチもありますが、休憩料として100円払わなければならないっぽいです。まぁ山頂もあと少しなので一気に行きます。

4方向に分岐があってどこに向かうか分かりにくいですが、とりあえず登っていく方向へ行けば三つ峠の山頂になります。山頂まで、階段が作られていてかなり整備されているため登りやすいです。

NHKの電波塔が見えたら山頂はすぐそこ。晴れ間も見えて期待しつつ山頂へゴー。

山頂到着。真っ白な景色です。雪じゃないよー。
ここまで丁度3時間で登れました。いや遅いな?

08:30 三つ峠山頂 ~ 御巣鷹山山頂?

さて、次は御巣鷹山へ向かいます。だいたい10分ぐらいで着くので直ぐですね。

山頂にある電波塔まで来ました。この電波塔の周りを一周しましたが、どこが山頂か分からなかったので、まぁいいかと思い木無山へそのまま向かいます。

08:40 御巣鷹山山頂 ~ 木無山山頂

山頂に電波塔が建っているだけあって、周辺の道は車が通れるほど広いです。というか通っていますね。まぁ作業車なんでしょうが。轍が深くて少し歩きにくいです。ぐちゃぐちゃだし。

三つ峠山荘の近くに広場があって、きっと天気がいい日はいい眺めなんだろうなぁと思いました(小並感)
ここを通り過ぎて木無山へ向かいます。

すこし歩けばすぐに木無山山頂です。…山頂だよね?
御巣鷹山からだいたい30分ぐらいで到着しました。晴れていても展望はあまりなさそうです。まぁ曇っているので全くありませんが。

09:15 木無山山頂 ~ 西桂口駐車場【ゴール】11:00

景色もないので下山します。ピストン山行になりますので、来た道を戻る感じですね。

三つ峠山荘から四季楽園への分岐までの道は結構急です。手すりもあるし、階段もありますが今日は濡れていますので気を付けて下ります。

時間に余裕もあるので、写真を撮りながらゆっくり下山します。

時々あるベンチに腰を下ろしてのんびり下山です。

登山口まで戻ってきました。

感想

登山道

さすがに人気のある山なだけあって、大分道は整備されていて分かりやすいです。危険だと思われるところもロープなどがしてありますし、いろんなところにベンチもあるため休憩も取りやすいです。
急坂もなんどか有りましたが、すごくしんどいと思ったところはありませんでした。焦らず自分のペースで登っていればなにも問題ないと思います。

展望

たぶんいい景色の場所なんでしょう。三つ峠登山は今回を含めて2回目になるのですが、1回目の時も全然展望はありませんでした。まぁ単純に運が悪いのでしょうが、ちょっと残念です。
それでも、雲で真っ白って部分はそこそこありましたので、雲さえなければいい景色なんじゃないかと思います。

まとめ

天気が悪いと景色が無いのがアレですが、登山道自体は結構見所がたくさんあって楽しい登山道だと思います。レベル的にもそんなに高くありませんが、準備と計画が自分でできて、山行も無事に帰ってくることができたなら、初心者卒業でもいいのかなと思います。晴れた土日とかなら人も多いでしょうから何かあっても安心ですしね。
今度はぜひ天気の良い日に登ってみたい山でした。