カメラ万年初心者の僕が最初のフルサイズミラーレスに「Nikon Z6」を選んだ理由!

カメラ

Sony、Canon、Nikonなどなど、いろんなメーカーからいろんなミラーレスカメラが発売していますが、その中からどうして僕が「Nikon Z6」を選んだのか、、、
僕の場合登山で使うという事前提ではありますが、色々考慮したことを綴っていきたいと思います。

どうして「Z6」にしたのか

カメラ初心者が選ぶ理由なので正直大した理由ではありませんw

Nikonにしたかったから

SonyやCanonなど、様々なメーカーからフルサイズミラーレスが発売していますが、Nikonにした理由は4点あります。

・今まで使っていたのがNikonの一眼レフだったから
APS-CのD5600という機種を使っていて、NikonのUIを使い続けていたのでとりあえず同じでいいかという安易な考え。

・グリップが持ちやすいから
まぁ今までがNikon機だったというのもあるかもしれませんが、僕の手にはかなり持ちやすく感じました。なんというか、しっくりくるんですよね。

・Zレンズを使ってみたかった
評判がいいと言われる「Zレンズ」を使用してみたかったのです。
正直レンズの良し悪しとか全然分からないです。とりあえず「Zレンズ」は逆光に強いと聞いたことがあったので、登山するうえでそれは助かるなぁと思いました。

・ホーリーグレイル撮影をしたかったから
Nikonミラーレスの強みとしてホーリーグレイル撮影という、星空→朝日 や 夕日→星空 という露出が大幅に変わる時間の撮影ができます。星空もきれいに見えて、朝日や夕日も美しい山の中でこれが撮れたらきっと楽しいはず。

以上の事から今回選ぶのをNikonに絞らせてもらいました。
メーカーが絞れれば選びやすいですからね!

比較的お手軽な価格だったから

Nikonのミラーレスで20万円を切るのは、、、

 ・Z5 中古 13万円
 ・Z5 新品 14万円
 ・Z6 中古 13万円
 ・Z6 新品 17万円

の4種類でした。(2022年4月時点 価格.com調べ)

Z5とZ6は新品も中古も20万以内でしたが、ボディを安く買ってその分レンズを買った方がいいと思いますし、後述する記憶媒体のXQDやCFexpressも安価ではないので、ならば中古でもいいんじゃなかろうかと思ったのです。中古に抵抗もありませんでしたし。

暗所に強い裏面照射型を選んだから

最後にZ5にするかZ6にするかを選ばないとですが、この二つの大きな違いとしてセンサーが表面照射型か裏面照射型かという所があります。写真の映りにそれほどの差は無いと言われています(むしろ表面照射型の方が良いという人も)が、高感度耐性は裏面照射型の方が良いとの事。
暗い時間から登山を始める僕としては裏面照射型の方が良さそうだと思いましたので、裏面照射型のセンサーを積んでいるZ6を選びました。

日の出前の時間が大好きです

よく言われるデメリットについて

そんな感じで選ばせていただいた「Nikon Z6」ですが、色々と評判の良くないところもあります。
その中でも以下の2点は特に気になったところではあります。

SDカードが使えなくて、ダブルスロットも無い

ぶっちゃけダブルスロットはどうでもいい。別にプロじゃありませんし、撮った写真のバックアップを取る必要がありません。というか記憶媒体に保存できなかったってどういう状況なんだろう…と思っているからです。
ですが、XQDやCFexpressしか使えないというのはちょっとアレでした。というのも、この記憶媒体ちょっと高いんですよね…
ピンキリな所はあるんですが、概ねSDカードの5倍ぐらい高い。
僕が買ったのはSUNEASTのCFexpressで容量は128GBのやつを選んだんですが、価格がちょっと割引されてて13,000円でした。専用のリーダーも買わないとですし。
SDカードなら2,000円~3,000円ぐらいで買えますし、ノートパソコンなんかにはリーダーもついてること多いですから使いやすいですしね。
…まぁ高い分、記録は素早くできるみたいですし、堅牢性もあるみたいなので、登山中にサッと撮影できますし、多少乱暴に扱っても大丈夫と思う事にしました。

正直「Z6」を購入するうえで一番きつい部分でしたが、初期投資と思う事にしました。

給電撮影ができない

Z6は「充電」ができても「給電」はできないのです。
まぁ普通の撮影をする分には全然問題ないのですが、タイムラプス撮影やインターバル撮影をする場合は長時間の撮影が必要になりますので給電できないと少しキツイです。特に星景写真のタイプラプスですね。
せっかくホーリーグレイル撮影ができるのに、撮影時間が1時間前後だとちょっと厳しいため、給電は必須条件だったのですが、その問題はもともと持っていた「CASE RELAY」のUSB外部電源供給器とパワーコネクターを使う事で解決。

・CASE RELAY USB外部電源供給機 CRUPS11
・パワーコネクター EP-5B
・モバイルバッテリー(出力に注意。少ないと途中で落ちます)

以上の3点を使う事によって「給電」できるようになります。
もちろん最初から給電ができる機種のほうがスマートですけどね。

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その他

他にも色々言われることとしては、、、

・背面モニターがバリアングルじゃなくてチルト
D5600はバリアングルですが、気にしたこと無いです。自撮りする人は気にするのかな?

・バッテリー持ちが悪い
ミラーレスだから多少はね。1日は持ちますし、登山でもモバイルバッテリー持っていくので問題ないです。

・レンズまだ少ないし、サードパーティーのレンズほぼ無くない?
今はもう純正レンズも増えてきて選択肢が多くなった印象ですが、サードパーティーのレンズはちょっと少ないと思います。そういう点ではもっと選択肢が増えるといいなぁとは思います。
どっかから14mmf2.8とか出ないかなぁ。

買ってよかった?

良かったと思っています。
まぁぶっちゃけミラーレスもフルサイズも初めてなので良し悪しなんて分からないけどな!

…と言ったらそこまでの話になっちゃうのですけど、、、
ホントに良かったと思っています。

上記のこと以外だと
・ファインダーの画面がきれい
・背面モニターもきれい
・堅牢性もあるので登山で安心して使える
・APS-C機より大きいが、そのガッシリした感じが良い
・手振れ機能が良くて多少シャッタースピードが遅くても頑張れる
等々、、、

とりあえずはフルサイズにして楽しいって段階です。

まだまだ買って1ヶ月しか経っていませんので、まだまだ全部が見えてはいないと思います。
これからいろんな山に持って行ってたくさん撮影する中で、きっと不満な部分も出てくるとは思いますが、しばらくは楽しく使えそうです。

写真の腕も磨いてカメラの性能を引き出せたらいいなぁと思います。